RPA
ホワイトカラー業務をロボットにより自動化し、
時間のかかる定常作業や手作業による入力ミスなど、業務上の課題を解決します。
RPAとは?
RPA(Robotic Process Automation)とは、ホワイトカラーの単純な業務を自動化するテクノロジーです。 ブルーカラーの業務を楽にしたのが産業用ロボットならば、ホワイトカラーの生産性を向上してくれるのが、RPAのソフトウェア技術と言えます。人口減少に伴い、人手不足が深刻な問題となるなか、RPAの技術は注目を集めています。
RPAは、会社の中のさまざまな部門で活躍が期待できます。
特にバックオフィスで行なわれているような繰り返しを伴う定常業務を自動化することで、高い費用対効果を発揮します。
現状のRPA運用はClass1と言われ、単純作業のRPA化運用がほとんどですが、今後はAIなどとの連携で非定型業務での運用も考えられており、利用範囲の拡大が見込まれています。

RPA導入のメリット
業務の効率化

普段のオフィス業務をRPAが代行するため、作業を効率化できます。24時間365日稼働できるため費用対効果が高く、作業時間の大幅な削減が可能です。
ヒューマンエラーの防止

人の操作に起因するヒューマンエラーが発生しません。操作ミスや作業漏れのない、精度の高い作業が実施できるため、様々なリスクを未然に防ぐことができます。
生産性の向上

単純作業に割いていた人材を、創造性が求められる業務に再配置できるようになります。人手不足の解消に繋がり、企業全体の生産性が向上します。
トライアルサービス
RPA導入を成功させるには、「スモールスタート」・「RPA化する業務部門に寄り添う」という2つのポイントが重要です。
テクバンでは、このポイントを意識したトライアルサービスを用意しております。
RPA業務の抽出方法を解説するRPA業務説明会は無料で実施いたしますので、まずは業務整理から始めましょう。
◆トライアルステップ (★:貴社対応部分 ☆:貴社一部担当部分)
テクバンRPAの強み
RPA導入/運用の中で見つかる様々な課題に一つ一つお応えするサービス形態です。
小規模でのRPA運用から大規模でのRPA運用まで全てのニーズにお応えしながらも、お客様の予算や内容に合わせて最適なご提案をいたします。
シナリオ作成支援

テクバン技術者が常駐して対応します。定常業務システム開発に関わっている技術者も多くおりますので、シナリオ化の対応も迅速に行えます。並行して担当者への教育なども可能です。
運用支援

システム開発からインフラソリューションまでさまざまな知見のある技術者が在籍しており、RPA化作業に応じて専門知識を活用し、課題検出を行います。またエラー検出時のガイドライン策定や体制提案、ヘルプデスク対応まで全体での構築が可能です。
別ツールとの
組み合せ提案

業務選定や分析を通じて、別ツールとの組み合せの提案や別ツールのみの提案など柔軟に行います。
AI/OCRとの
組み合せ

AI、OCRのシステム組み込み実績をもとに、RPAとの組み合わせによって、人の判断が必要な非定型業務の自動化も実現いたします。
サービスメニュー
初期トライアルのサポートやPoC実施、その後の本格導入まで、RPA導入に関する一連のプロセスをご支援いたします。
また、導入後の保守に関しても、問合せサポートからシナリオ追加作成支援まで、幅広い保守サポートをご提供しております。
さらに、各種研修も取り揃えており、RPAのスキルアップをサポートします。
トライアル
初めてRPAをご利用されるお客様向けに、トライアルの支援を行うプランです。
- RPA説明会
- 対象業務抽出支援、優先順位付け
- RPAツール選定
- 管理者トレーニング(基本操作)
- シナリオ作成支援(3業務程度想定)
- PoC実施
本格導入
RPAの本格導入時における各種支援を行うプランです。
- シナリオ作成支援
- 運用ルール作成支援
- 動作検証支援
- 管理者トレーニング(基本操作)
※その他、お客様のご要望に副った支援をご提供いたします。
保守
本格導入後の保守サポートを行うプランです。
- 問合せサポート
- シナリオ技術相談
- シナリオ追加作成支援
- シナリオメンテナンス
- 運用相談
※その他、お客様のご要望に沿った支援をご提供いたします。導入後、RPAを上手く運用できていないと感じているお客様も、ぜひご相談ください。
トレーニング
RPAスキルアップを目指す為の、トレーニングプランです。
- 初級編(初めてRPAをお使いの方)
- 中級編(簡単なシナリオ作成が出来る方)
- 上級編(一定のシナリオ作成が出来る方)
※お客様のご要望に副った内容もご相談可能です。
おすすめのRPAソリューション
ipaS
画面上のあらゆる操作を自動化するRPAツールです。画像認識技術によりPC操作を記録します。独自のUIにより誰でも簡単に操作でき、複雑な条件分岐や繰り返し処理なども、ノン・コーディングでの実装が可能です。
>>詳細はこちらから
WinActor
Windows端末上のアプリケーションの操作を学習し、自動化するRPAツールです。Office製品をはじめ、様々なアプリケーションに対応しています。端末ごとに導入ができるため、スモールスタートに適しています。
>>詳細はこちらから
RPA導入事例①データ集計
メールマガジンによるプロモーション広告を配信後、顧客がどのようなキーワードでサイトを訪れたのかデータをまとめる作業を自動化した事例です。
【RPA導入前】
集計データへのアクセス、キーワードでの検索、マクロ実行、フォーマットへの貼り付けなどをすべて手作業で行う必要があるため、工数が掛かり、ヒューマンエラーが発生するリスクがあります。
【RPA導入後】
データのダウンロードからレポートの作成まですべての作業が自動化されます。また作業後に担当者へ送信するメールの作成も設定しておけば、最終確認をして送信ボタンを押すだけで作業報告まで完了できます。
RPA導入事例②システムへの入力作業
顧客や販売代理店から受け取ったExcelファイル、PDFファイルなどの文書データを一括で社内システムへ登録する処理を自動化した事例です。
【RPA導入前】
データの作成を人為的に行う手間に加え、顧客や関係者へメールを送信する必要があるため、ミスが発生すると情報流出などのセキュリティ事故や顧客からの信頼を失うおそれがあります。
【RPA導入後】
送信元の顧客を判別してメールからファイルをダウンロードします。メール送信も自動で行うため、セキュリティ事故や返信漏れなどのリスクを防止できます。
RPA導入事例③定常業務
自社のサービスが正常に動作しているか、毎朝サイトチェックを実施しチェック結果をメールで通知する作業を自動化した事例です。
【RPA導入前】
毎日指定のブラウザアプリケーションにログインし、目視で確認の上正常・異常の判断をする必要があります。チェック事項が多いほど手間がかかり、判断ミスや対応漏れのリスクが生じます。
【RPA導入後】
毎日決まった時刻に自動でブラウザアプリケーションにログインし、異常の有無を判定します。設定したチェック項目に沿って確認するため判定ミスや漏れが発生せず、異常があった場合テンプレートにより適切な通知を行います。また正常な場合はアプリケーションの終了まで自動で行います。