SMFLキャピタル株式会社
(現:三井住友ファイナンス&リース) 様

Oracle Eloqua導入支援サービス導入事例

Oracle Eloquaの導入支援と導入後のサポート業務をご支援しました。

※SMFLキャピタル株式会社は、2019年1月に三井住友ファイナンス&リース株式会社と統合しました。本事例は取材当時のものとなりますので、以下、SMFLキャピタル株式会社に統一しております。

SMFLキャピタル株式会社は、「More Than Finance」をコンセプトに、 金融の枠を超えたソリューションの提供を通じて、お客様のビジネスの成長をサポートする企業様です。高度な専門性やIT技術を活かした先進的な金融サービスにより、社会に新しい価値を提供され、多くのお客様に支持されています。同社は2016年に日本GE合同会社からSMFLキャピタル株式会社へと社名変更をし、同時期にデジタルマーケティング部が誕生しました。

導入までの背景およびご要望

導入までの経緯を教えてください

Oracle Eloquaを導入する前は、自社開発のマーケティングオートメーションシステムを2年ほど使用していました。メールの配信ボリュームや配信スピードにも制限があり、コンテンツを作成してメール配信をするだけでも、かなりの工数がかかっていました。また、配信後に取得できるデータにも限りがあったので、データ解析も思うようにできていないところもありました。そこで、より効率的に多くのお客様へコンタクトをとるために、本格的なマーケティングオートメーションツールであるOracle Eloquaの導入を決めました。

金融系企業では日本初のEloqua導入ですがいかがですか

Oracle社のパートナー会で登壇させていただいた際に、そのことを始めて聞き、驚きました。ただ、海外での金融系企業の導入事例や他業種でも国内での導入企業は非常に多く、心配はしていませんでした。金融業界は特有のセキュリティ基準があり、クラウドサービスの利用がなかなか進んでいないことも理由の1つかと思いますが、Oracle Eloquaは弊社のセキュリティ基準をクリアしたため、導入許可を得ることが出来ました。

SMFLキャピタル株式会社
マーケティング本部
デジタル・マーケティング部
マネージャー
山本 氏

選定のポイント

Eloquaを選んだ理由を教えてください

十数社のシステム候補の中からOracle Eloquaに決めました。Oracle Eloquaはマーケティングオートメーションの中でも歴史のあるシステムなので、「Eloquaで不可能なことはない」という印象でした。その分、プロのマーケター向けのシステムという印象があり、初心者には不向きなのかなと思いました。

SMFLキャピタル株式会社
情報テクノロジ本部デジタル推進室
アプリケーション ディベロップメント
スペシャリスト
小柳 氏

テクバンを選んだ理由を教えてください

Oracle社からの紹介でテクバンを知りました。テクバンの強みは、Oracle社のGoldパートナー企業であり、実際にOracle Eloquaを自社のマーケティング活動に利用しているユーザーでもあるところだと思います。営業担当者のレスポンスが早いところも好印象でした。

SMFLキャピタル株式会社
マーケティング本部
デジタル・マーケティング部
マネージャー
長堀 氏

導入効果

Eloquaを使ってみた感想はいかがでしょうか

Oracle Eloquaの機能は一通り使っています。基本操作はチームの全員がマスターしました。英語で登録しなければならない部分があったり、レポートを抽出すると日本時間になっていなかったり、メンテナンスが平日にあったりなど、多少の不便さを感じることはありますが、業務はとても改善されました。

SMFLキャピタル株式会社
マーケティング本部
デジタル・マーケティング部
デジタルマーケティングプロデューサー
亀山 氏

どのようなところが改善されましたか

以前は、メール配信までの工数がかなりかかっていましたので、数千件程度のメール配信が限界でしたが、Oracle Eloquaを導入したことにより、数万件ほどのメール配信が可能になりました。さらに、万が一、修正する部分が発生しても、直前までリカバリーできるのがいいですね。コンテンツ制作の工数も減ったので、よりタイムリーな情報をお客様にご提供することが可能になりました。また、メール開封状況やクリック状況なども把握できるようになりましたので、細かいデータ解析が可能になりました。

SMFLキャピタル株式会社
マーケティング本部
デジタル・マーケティング部
部長代理 
尾上 氏

導入効果はいかがですか

メールの開封状況などは、以前使っていたシステムでは取得できていなかったので、分析に役立っています。Oracle Eloquaでメール配信を開始してみると、最初はクリック率が以前よりも若干ではありますが下がりました。しかし、それは、配信量が大幅に増えたことが原因で、想定内のことでした。ランディグページやメールも簡単に作成できるようになったので、運用方法を考え、より良い方向にもっていきたいと思っています。

SMFLキャピタル株式会社
マーケティング本部
デジタル・マーケティング部
マネージャー 
池田 氏

今後の展望

今後の展望についてお聞かせください

Oracle Eloquaの採用に際しては、親会社の三井住友ファイナンス&リース株式会社への利用拡大も視野に入れていました。今後、使用範囲が拡大する予定ですので、最善の運用方法を確立する必要があると考えています。
やはり営業職1人では、担当できるお客様の数には限界があります。より多くのお客様と積極的に接点をもち、有益な情報をお届けできるよう、営業部と連携をとりながら、運用していきたいと思います。また、Oracle Eloquaの機能をフル活用できていないので、引き続き理解を進め、どんなマーケティング手法が有効なのか、探っていきたいと思います。
テクバンとは、これからも情報連携を密にしたいと思っています。特に、金融業界のマーケティング事例などは、是非共有していただきたいと思っています。

(写真左から)SMFLキャピタル 池田 氏、小柳 氏、長堀 氏、山本 氏、宮脇 氏、尾上 氏、亀山 氏、テクバン 中里、金子

弊社担当者より一言

SMFLキャピタル様においては、早くからITツールを活用したデジタルマーケティングに取り組んでおられ、新しいマーケティングオートメーションツールをご採択されるに至っては、その活用のビジョンが驚くほど明確でした。
Oracle Eloqua導入に際しては、ご要望に対する実現方法を一緒になってご検討いただくこともあり、私たちも、新たな発見をしながら導入作業を進めることができました。導入後においても、Oracle Eloquaの導入効果が出ているとのことで、大変嬉しく思います。サポートサービスも含め、今後もSMFLキャピタル様に貢献できればと思います。

テクバン株式会社
(左から)中里、坂野

日本の金融業界初のプロジェクトでしたが、SMFLキャピタルの皆様のご協力のおかげで、無事にOracle Eloquaの利用をスタートすることができました。
Oracle Eloquaの導入効果を実感頂き、また、当社の運用支援サービスもご好評を頂いおりますので、大変嬉しく思います。現在進行中のプロジェクトも含め、SMFLキャピタル様がより良いマーケティング活動を継続して行えるよう、当社の強みを活かしたサポートにより、貢献して参りたいと思います。

テクバン株式会社
金子

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  • 本事例中に記載の情報は、掲載当時のものであり、閲覧される時点で変更されている可能性があることをあらかじめご了承ください。

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お客様プロフィール

会社名
SMFLキャピタル株式会社(現:三井住友ファイナンス&リース株式会社)
設立
1999年9月
資本金
1億円
代表者
代表取締役会長 川村嘉則
代表取締役社長兼CEO 黒田淳
従業員数
約1,100名
URL
https://www.smfl.co.jp/