INTERVIEW
自分自身の想いを持って
キャリアを描き歩んでいく
- S.Y
- 2023年中途入社
インフラサービス事業部
新卒で建設会社へ就職。
総務として伝票起票、設備管理等の事務を経験し、未経験でインフラエンジニアに転身し、テクバンに入社。
不動産会社のIP電話、電話帳アプリの運用管理、拠点NWの敷設等に携わっている。
転職のきっかけと新たなキャリアの模索
新卒で入社した建設会社では、男女格差や職種によって、できる仕事の幅が限られており、周りの20代や30代前半の社員を見ても仕事の内容があまり変わっておらず、それがいい、という風潮でした。
大きなきっかけがあったわけではなく、徐々にその風潮を感じ取っていく中で、このまま20代を過ごしてしまうのはもったいないと考えるようになりました。
今後のキャリアを考えた際に、専門分野で女性でも長く働けるような環境を重視し、業界としてはIT業界で絞りました。
ただ、私は大学も文系でIT関連の勉強もしていなかったので、「IT」といっても幅広く、職種は漠然としていたのですが、転職活動をしていく中で、ネットワークやクラウドといった今後も必要となる分野で力をつけていきたいと思い、インフラエンジニアに気持ちを固めました。
テクバンを選んだ理由
一つは、面接です。
いかにも「面接」といった堅苦しいものではなく、面談のような雰囲気で進めてくれました。
そしてA課長がとても気さくだったこともあり、 複数社の面接を受けている中で、一番、本音で話せたと思います。
自分の考えや想いを伝え、それに対して、どのような働き方ができるのか、どのような制度があるのか、しっかりと会話をすることができたと感じました。
例えば、転職理由と繋がる部分でもありますが、性別によって業務範囲が限られる、そのような働き方はしたくないとはっきり伝えました。それに対し、性別により職種や業務が異なることはないし、役職についている人もいる、自分自身が頑張ったことに対し評価がついてくる、ということを聞き、安心材料になりました。
他の企業では面接を通して具体的な働き方や働いている自分の姿が想像できなかったのですが、テクバンではそれを思い描くことができました。
二つ目は、採用HPを見て、同じ会社の中でインフラエンジニア以外にも様々な職種・業務で働いている人がいることを知り、同じ会社内で選択肢が多く、ステップアップが出来そうな環境だと思えたことも決め手になりました。
成長の実感
以前、エンジニアはひたすらパソコンにむかっているというイメージを持っていましたが、今のプロジェクトに入り、ITの知識があまり無い人に対し理解してもらえるように説明をしなければならず、そして、何かを実現するためにはベンダーに何をどのように伝えるのか考えなければならず、色々な人達と、どのようなシステムにするのか、どのような運用にしていくのか等、とにかくどんどん会話をして物事の方針を決めていくということが大きなギャップでした。
前職では上の役職の人とは話しづらいと思うこともあり、プロジェクト当初は多少苦手意識もありましたが、話をすることで自分自身の理解が深まっていくことも感じ、現在では気負うことも無く、物怖じせずに話せるようになりました。
そういった経験も踏まえ、今のプロジェクトに入ることができてよかったと思っています。
ラインマネージャーが月1回、近況確認をしてくれるため、何かあればすぐに相談でき、今思っていることやプロジェクトの状況を常に共有できています。近況確認では普段の稼働状況の報告はもちろん、様々な声や手を挙げることを評価してくれるため、技術面でも希望していたネットワークに触れることもできています。
また、ラインマネージャーから、頑張ってるね!と声をかけてもらえたこともモチベーションに繋がりました。
最初は慣れない環境で大変なこともありましたが、よくやったなと思っています(笑)
今後の目指すキャリア
ラインマネージャーの方と話す機会があり、現場でのエンジニア経験を活かし、自社内で働くというキャリアもあることを知りました。
20代のうちは、インフラエンジニアとしてしっかりと現場で経験を積みたいです。
そして、ゆくゆくは私と同じ未経験での中途入社の人や新卒の人を教育・サポートするような業務や採用にも興味があるので、面接に携わるなど業務の幅を広げていけるといいなと思っています。
未経験からエンジニアに挑戦する人へメッセージ
キャリアの棚卸は大事だと、転職活動を通じて感じました。
私は漠然とではありますが、こういったことをして、こういったキャリアを歩みたい、と考えていたことをしっかりと面接で伝え、今、それを叶えて働いています。
自分が描いているキャリアを正直に話すことは本当に大事です。
それを頭ごなしに否定する会社ではないから安心してください(笑)
おおざっぱでも面接の前にキャリアプランは考えておくべきです。
あまり「面接」と堅苦しく想像せずに自分自身で考えたキャリアプランを伝えることができれば、面接官もこの会社で何ができるか、そのキャリアを叶えるためにどういった後押しができるのか、話しやすいと思います。