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INTERVIEW

エンジニア経験者だからこその
視点と想いを持って

T.H
インフラエンジニア

2017年中途入社
インフラサービス事業部
インフラサービス2部 部長代理

新卒で独立系SIerの企業に入社し、SES業務としてメインフレームのオペレーターやサーバ運用・構築、NW構築、テクニカルサポート等を経験。
2017年10月にテクバンへ入社し、金融業界の運用基盤支援プロジェクトに携わった後、SI業務に変更となり自社ソリューションの立ち上げ及び販売を経験し、マネージャー業務を経て、2024年に部長代理となる。

A.Y
インフラエンジニア

2016年中途入社
インフラサービス事業部
インフラサービス4部 課長

携帯電話の品質保証業務や人材派遣営業を経験し、更に手に職をつけたいという思いから、IT業界へ。
お客様先のBPO業務やデータセンターのオペレーター、システム販売保守に携わる。
2016年2月にテクバンへ入社し、入社後は開発ベンダーにてAWSの運用保守業務でリーダを務めた後、新人研修のサポート、マネージャー業務を経験し、2023年に課長となる。

入社を決めた魅力

A.Y:
前職は24時間365日電話が鳴り、休日出勤も多い企業だったため、子供が産まれたこともあり、ライフワークバランスを整えたいと思っていました。
テクバンの面接で、家に帰れていないですよね?と当時の私自身の境遇を一発で当てられて驚いたことを覚えています。
その際に、就業形態、働き方をしっかり説明してくれて、安心感や納得感を持つことができました。もちろん今は土日も休めていますし、希望通り休暇の取得もできています。
また、業務については、何でも屋のような状態になってしまっていたので、もう少し技術を身に付けたいという思いもあり、幅広く、様々なプロジェクトがあることも魅力に感じました。
 
T.H:
前職の居心地はよかったのですが、管理業務を任される中、もっと技術を高めていきたいという思いが強く、上司に相談もしましたが叶わず、転職を決意しました。
転職活動をする中で、テクバンの優先度は正直低かったのですが、面接で話を聞いてみたところ、プロジェクト配属やマネジメントへのシフト等、自分自身の努力次第で描いている方向にキャリアを築けると感じました。


そして、一番の決め手は面接官ですね。
二次面接で今の上司であるO事業部長から「私にできることなら何でもやるので何でも言ってください」と言われました。
なかなか、そのようなことを言ってくれる会社は無いと思います。この人達とだったら楽しい仕事ができるのでは、と感じたことが大きく印象的でした。


部門運営において意識していること

A.Y:
管理職として課の運営全般に携わっています。
担当業務は幅広いのですが、主にSESのプロジェクト管理をしています。
お客様との打ち合わせや当社メンバーフォローが主な業務となりますが、業務を進める上でプロジェクトの状況ヒアリングは大事にしています。
メンバーフォローという観点からは、新規でプロジェクトに配属されたメンバーは少なくとも1ヶ月に1回コンタクトを取り、プロジェクト先へ訪問もしくはWebツールを使用して業務内容の確認を行います。何か困っていることがないか話を聞き、もし業務で悩んでいることがあればアドバイスをし、場合によってお客様へのアプローチで状況の改善を図っています。営業観点としては、お客様が増員を検討しているといったチャンス、情報のキャッチアップに繋がります。


中途採用にも携わっていますので、面接時には今回の転職で叶えたいことや今後の希望するキャリアについてもお伺いしています。
そちらの内容も踏まえ、中途入社でプロジェクトに参画していく人達には、入社前のオリエンテーションの段階で想定するプロジェクト、そして、そのプロジェクトでの計画、方向性を明確に伝えています。
ぜひ、タッグを組んでスタートしていきたいと思っています。
 
T.H:
現在、部長職として2つの課を統括しています。
部門運営やマネージャー陣のフォローなど、メンバー単体ではなく、組織全体を大きい枠で捉え、検討しています。メンバーの技術スキル向上に向けたプロジェクト展開や教育体制検討はもちろんのこと、部門としての売上、利益といった数字をつくらないといけないので、両立を考えながら采配を振っています。


私の部門の特徴は、積極的にエンジニアのプロジェクト異動をしていることです。
面接の時に候補者の方にもよく話すのですが、エンジニアとして避けたいことはスキルアップができないことだと思っています。
私自身が前職で同じプロジェクトに7~8年程居続けたことがあり、居心地はよいのですが、スキルの成長が途中で止まり、将来に不安を抱えていました。そのため、メンバーには同じ思いをさせたくない、若いうちにどんどん経験してもらおう、という思いを持って、積極的にプロジェクト異動を行っています。
実際、皆の成長に繋がり、それを喜んで受け入れてくれています。
また、会社としてSIの比率を増やすことにも注力しているので、SESで経験を積んだ後に、SIに携わり自社のソリューションをつくれることも、当社で歩めるキャリアの1つです。
自分が考えたものをかたちにして、商品として売れるのはとても嬉しいということは私自身も経験していることなので、SESとSIの方をキャリアの選択肢として選ばせてあげたいですね。
 
A.Y:
SESに対して潜在的に不安に思うことがあるのは事実だと思います。
でも、SESだからこそ、SIだからこそ、経験できることがあるので、部門としてSESとSIのプロジェクトを行き来できるようなキャリアの幅を広くしていきたいと思っています。

管理職としてのやりがい、想い

A.Y:
元々技術に携わりたいと思って入社しましたが、プロジェクトに入り3年弱経過した頃、O事業部長から、社内業務に携わってほしい、と打診をうけたことが転換期になりました。
マネジメント業務に携わることになると、技術から離れてしまうのではないかと正直葛藤もありました。
しかしながら、もう少し広い視野で会社と関わりたい、あくまでエンジニアとしてだけではなく、年齢的にもマネジメントに挑戦してみようという思いから一歩を踏み出しました。しっかり技術に携わってきたことで自分に自信がついたことにより、気持ちが整った部分もあるかもしれません。
 
プロジェクト先のエンジニアと社内を繋ぐ立ち位置になるため、色々な人達と話をする機会が非常に多いです。
プロジェクト特有のこともあるので、直に情報をキャッチアップすることを大切にしています。
時には仕事とは関係ないプライベートの悩みなどを打ち明けられることもありますね。「次はいつ来てくれますか?」という言葉をもらうこともあり、自分と話をする時間を楽しみにしてくれる人がいるのは有難いなと感じます。
 
また、プロジェクトの選定や決定における自分の判断や行動は、部門の売上に直結しますし、そして、もちろんそれぞれのエンジニアのキャリアにも影響します。プロジェクトありきの採用はしていないので、本人の希望するキャリアを鑑み、そして会社として期待することも伝えながら、プロジェクトを決定します。
自分の誤った判断や行動によって、彼らの成長の機会や実現したいことを奪いかねないというプレッシャーも感じつつ、皆の人生を背負っているという思いを持っています。
 
T.H:
元々マネジメントに携わることは希望しておらず、あと5年くらいは技術スキルを磨いていきたいと思っていたのですが、Aさんにマネージャー業務をしないか、と声を掛けられたことがきっかけです。
業務内容を具体的に聞いた際に対人スキルが重要だと感じ、私は人と話すことが好きなので楽しそうだな、と思いました。
なにより、自分が必要とされていることがシンプルに嬉しかったですね。そして、その業務に携わっているうちに、管理職を意識し始めました。
 
A.Y:
Tさんが入社して2年目くらいに誘いましたね(笑)
 
T.H:
少し早かったですね(笑)
私は、周りをグイグイと引っ張っていくタイプでは無く、適切な環境を整えて自分のペースで歩ませてあげることを意識して取り組んでいます。
この業界はプロジェクトが変わると、大きく環境の変化が起こるという大変さがあります。
その時にメンバーの話を聞いて、話すことで悩みが解消する人であれば話を聞くし、必要に応じてお客様への提案を行いますし、内容によってはメンバーの考えを改めるよう、説得が必要な場合もあります。そこで自分の気持ちを理解してもらえない、と思われないよう、しっかりと、私はあなたの味方だよ、ということを伝えながら、メンバーと向き合うことを大切にしています。
 
A.Y:
Tさんが「こんなに大変なんですね」って、こぼしていたのは印象的でした。
 
T.H:
現在はマネージャー達の管理を行っているので、適性や相性を見極めることを意識しています。
例えば、真面目なメンバーの担当は敢えて明るく面白いマネージャーにしよう、とか、少し難易度が高いこのプロジェクトはこのマネージャーに挑戦してもらおう、などマネージャー達とメンバー、お客様含め全員のキャラクターをしっかりと把握しながら、割り振りを行っています。
当社のマネージャーは他業界から挑戦している人もいるので、本人の成功事例、自信にも繋げていかないといけないと思っています。そして、マネージャー達には、私自身の思っていることを、抱え込まずに伝えていくことを意識しています。
皆にはどんなに大変な状況でも、いかに前向きに動いてもらうかを大切にして、できるだけ面白おかしく、明るく伝えていますね(笑)
業務外での集まりでは部門を越えて営業部の人達にも参加を呼びかけるなど、他部署の人達との繋がりも大事にし、皆に喜んでもらえるような時間を作っています。ちなみに、集まりがあった際には絶対に集合写真を撮って、部会で紹介するようにしているんです。楽しそうだから参加したいな、と思ってもらえているからか参加率も上がっています。
これからも楽しい組織をつくっていきたいですね。


今後の目標

A.Y:
組織的なところではSESの責任者として今後も注力案件をしっかりと定め、推進していきたいと思っています。
既存のプロジェクトの体制強化含め、今の社員だけではリソースが足りない面もあり、中途入社の方達の力も必要と感じています。これからも管理職である私達からの想いは、組織全体にしっかりと伝え、示していきたいと思っています。
私個人としては、メンバーやお客様など、私が対応している先にいる人達へ100%自分が期待に応えられているか、自信が無いことも正直あります。
それでも、100%、120%満足していただけるものを提示していきたいです。
 
T.H:
私の一番の想いは「テクバン」を誰しもが知る会社にしていきたいです。
正直、「テクバン」といわれても転職活動をしていた頃の自分は知りませんでしたが、入社し、現在は管理職となったことで、会社を大きくして、皆が10年後、20年後、他社に負けない技術を持つ「テクバン」のエンジニアとして活躍してもらうことが私の夢になりました。
 
そのためにも、私の部門の特徴であるプロジェクト異動を活発に行い、エンジニアとして幅広く経験を積んでもらい、皆の技術力も満足度も高い会社にしていきたいですね。
もちろん全員が常に駆け足では辛くなってしまう人も出てくるので、それぞれの適性に合わせた速度で日々成長の実感ができるように導いてあげることが私の使命だと思っています。


メッセージ

A.Y:
転職活動する中で不安に思うことは沢山あるはずです。
実際、不安を抱え、悩んでいる方も多いなと感じています。
私が面接の時に大事にしているのは、私を通して会社を知ってもらいたい、そして、その方がどういう人か理解をしたい、ということです。
一緒に働いてみたい、活躍したいと思ってくれたら、勇気を出して、当社を選んでほしいです。
入社がゴールではなく、入社してからが大事なので、これを読んでくださっている方の希望するキャリアを叶えたいと思っています。


T.H:
今、希望が叶えられないこと、理解してもらえないことを悩みとして抱えている方もいると思います。
私は、メンバーがエンジニアとして後悔せず、他には負けないと胸を張れるエンジニアになってもらえるよう、マネージャー達と共に個人の適性に合った道をしっかりと考えていますので、同じチームとして共に歩んでいきましょう。
また、テクバンって可能性を秘めていると思います。
自分で成し遂げたい何かがある、楽しく働きたい、色々な思いを皆さんお持ちだと思います。
それはテクバンなら叶えられるはずです。
ぜひ面接に話を聞きに来てほしいと思っています。
エンジニアとして成長したい方と一緒に働きたいと思っていますのでご応募お待ちしております。